なおひろ

元旦の何が無くとも朝日から

 
初打ちの春の目覚めか大太鼓
初夢を思い出せない夢を見る
正月を何処か残しためでたカレー
弟に手振る指先春と書けり   
   
  ゆうこ
目覚むれば銀(しろがね)涼し初日かな

 
着膨れて子を待つ母や年初め  
「大吉」に胸躍らせむ初詣  
福の神万(よろず)門松巡ったか  
   
 
不死鳥の羽でござると嫁が君

 
子の年や都会の猫のあくび初め  
初夢に江戸の大橋渡りけり
この松を歌枕とす海の春
春聯(しゅんれん)や鸚鵡ファルセットで歌ふ  
   
raindrops ち よ
東の空に虹刷く筆はじめ

 
初凪や天の鳥船渡りゆく  
去年今年片道切符握りしめ  
初東風や橋を渡つて隣町  
ごぶさたと鴉もくれた賀状かな  
   

    
ひろみ
金門橋 初日とともに 渡り初め  
半生を 住みてSF 初日の出  
初日あび 金門橋下 貨物船  
ボサノバに 凌ぐ夜あり 冬嵐  
これは川柳かな?     
初夢を 見たくないのに 見てしまい
 
   
  まさよし
新年のリセットボタン強く押し  
   
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ゲストの句   
街中は鍋の香りや新ちじり
春子
鷺の足静かに立ちて多摩河原明く  
   

 

 
赤富士を伏し拝みけり大あした 宮下 潔
竹林の風ざわめきて寒に入る  
鉄瓶のたぎる湯音や寒土用  
   
   
和太鼓や 夜中の街に 春の宴(オークランドにて) 泰民
初夢は 太鼓の音と 坂の町
 
初打ちの ボールかなたへ 寒雨(あめ)の中  
   
 
友集い 初日をあびて 笑い初め 栄子